重要文化財
三宝院殿堂
勅使の間
桃山 慶長3 1598
勅使の間十畳(附書院付)
広縁
車寄より成る
一重
入母屋造
妻正面
桟瓦葺
車寄唐破風造
檜皮葺
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勅使待つ 桜紅葉の 舞う座敷
勅使の間は、三宝院の入口近くにある3つの応接間のひとつで、奥まった位置にあります。
10畳という控えめな広さながら床の高さや格式において最上とされる上段の間です。

部屋には、長谷川等伯の門下の絵師による竹と花を主題とした襖絵が描かれており、春の風情を漂わせる空間をつくり上げています。



中でも銀の顔料で描かれた竹林は、かつては静かな光を放っていたとされますが、それでもなお、洗練された美意識が息づく、気品ある空間です。



長谷川等伯
桃山・江戸初期を代表する絵師。長谷川派の創始者。独自の水墨・金碧装飾画の境地を切り拓く。代表作である国宝「松林図屏風」は日本水墨画の最高峰として知られる。1539–1610。
上段の間

勅使
天皇の命(勅命)を受けて派遣される使者のこと。
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