重要文化財
三宝院殿堂
宸殿
桃山 慶長3 1598
上座十畳(床、棚及び附書院付)
次の間十畳
武者隠八畳(床及び附書院付)
次の間八畳
十畳
四畳(押入付)
四畳半
三方入側より成る
一重
入母屋造
桟瓦葺
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主らの 座して愛でたる 天下棚
奥宸殿は、江戸時代初期に建立された、賓客を迎えるための由緒ある建物です。


上座には「二畳台」、その脇には護衛が控える「武者隠し(帳台構)」を備えています。


最大の見どころは「醍醐棚」と称される美しい違い棚で、「桂棚」「霞棚」とともに「天下の三大名棚」に数えられています。
洗練された意匠と伝統の技が息づく、格調高い空間です。



霞棚
京都・桂離宮の書院「月波楼」にある付書院棚。
桂棚
京都・桂離宮の中書院にある付書院棚。
違い棚
書院造で床の間・付書院の脇に設けた座敷飾りの一つ。2枚の棚板を上下2段にくいちがいに吊った棚。
醍醐棚

武者隠し(帳台構)
主君の座所脇に設けられた隠し空間で、護衛の武士が控えるための構造。襲撃時の防御拠点であり、同時に身分秩序を演出する役割も持つ。城郭や大名屋敷、寺院建築などに見られる。

二畳台

賓客
特別にもてなすべき高位の客を意味する語。
江戸時代
徳川家康が慶長5年(1600)関ヶ原の戦で勝利を占め、1603年幕府を江戸に開いた頃から、慶応3年(1867)徳川慶喜の大政奉還に至るまで約260年間の称。徳川時代。
桃山時代
織田信長・豊臣秀吉による天下統一期。伏見桃山城にちなんで名付けられ、検地・刀狩などで支配体制が整備された。1573〜1603。
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